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【多汗症まんが】~スポーツ~コラム 動物の体温調節~汗をかく動物/かかない動物~

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多汗症と自信

コラム 動物の体温調節~汗をかく動物/かかない動物~


●多汗症マンガについて

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多汗症マンガでは、自分の手汗を気にする女の子が描かれています。多汗症は、一つ一つの小さな悩みが積み重なり、日常生活に不具合をもたらします。そのため、一場面を切り取っても共感がされにくく、自分でも気が付かず、発見が遅れる事が多いです。知らず知らずのうちに、人間関係に対する自分の「自信」にまで影響することもあります。

●これに当てはまる人は多汗症かも!?

下記に1つでも当てはまる人は、もしかしたら多汗症かもしれません。

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▢自分の汗が気になって、友達から一歩引いてしまった事がある
▢自分の汗が気になって、遊びを断ったことがある
▢自分の汗が気になって、人助けができなかったことがある
▢自分の汗が気になって、片想いを諦めた事がある


気になる方は、一度皮膚科等で相談されることをおすすめします。(皮膚科さんにも得意不得意があられると思いますので、HPで多汗症に関する記述がある等を参考にされたらと良いと思います。病院での治療法についても少しご紹介しています→多汗症と方言)

●コラム 動物の体温調節~汗をかく動物/かかない動物~

私達人類は体温調節をするときに汗をかきます。それでは、他の動物はどうでしょうか?今回は、動物の体温調節について紹介したいと思います♪

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・大量の汗をかける動物は「人間」と「馬」だけ!?

実は、私達人間のように汗をかく、それも「全身に汗をかく動物」はとても少数派です。

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汗をかく動物は「哺乳類」の一部だけです。犬や猫は肉球にごく少量の汗しかかきません。ウサギや鳥に至ってはまったく汗をかきません。大量の汗がかける動物は「人間」と「馬」くらいです。

・人間と馬の発汗の違い

針が引っ張れんでは汗腺には種類があることを紹介しました。人間では「エクリン腺」から体温調節のための汗を放出します。しかし、馬は「アポクリン腺」という、多くの動物でフェロモンを出す機能を持つ汗腺から、体温調節のための汗を放出することができます。

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馬の汗には「ラセリン」と呼ばれる洗剤などの界面活性剤と同じ性質を持つ物質が含まれています。

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人と違って、馬には全身に毛があるため、この「ラセリン」で毛の上でも効率的に汗が広がるようになっています。そのため、馬が大量に汗をかくと、泡立って白く見えます。

・汗がかけない動物の体温調節方法

汗がかけない動物は、他の方法で体温を調節します。

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例えば犬は喘ぎで体温調節します。喘ぐことで、肺、舌、および口の湿った表面全体で水分を蒸発させます。猫は、涼しさを保つために、毛皮の手入れをします。唾液を毛皮から蒸発させます。ウサギは耳から熱を放出できる機能を持ちます。

まとめ

今回は動物の体温調節を汗をかく動物やかかない動物に焦点を当てて紹介しました。人のように汗をかいて体温調節をする動物は意外にも少数派なんですね。

参考
How extreme heat affects our pets—and how to help them
サラブレッドの発汗について

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