それって多汗症かも!?~楽器編~
●多汗症マンガについて
多汗症マンガでは、楽器を扱う際に手汗で生じる困り事をご紹介しました。楽器は素手を使うことが多いためか、SNS上で悩みを抱いていらっしゃる方を度々お見かけいたします。多汗症は、程度にもよりますが改善の見込みがある症状です。ぜひこの機会に「多汗症」について知ってもらえると嬉しく思います♪
●演奏家の皆様へ~これに当てはまる人は多汗症かも!?~
楽器を演奏する皆様、下記に1つでも当てはまると、手の多汗症「手掌多汗症(しゅしょうたかんしょう)」かもしれません。(多汗症には部位によって名前がついています→その汗「多汗症」かも~暖房編 )
▢手汗で滑るのが気になって練習を中断することがある
▢手汗が楽器に付くのが気になって、しっかり持てなかったり、滑って落としてしまったことがある
▢楽器を演奏することを考えると、手汗の対処法も一緒に考えてしまう
▢手汗が原因で楽器が錆びてしまったことがある
▢手汗が気になって手袋を着用したり、楽器の種類を変えたことがある
▢手汗が気になるため、楽器を他の人に触らせない
※上記のセルフチェックは目安です。
多汗症の診断は病院で行われます。気になる方は、一度皮膚科等で相談されることをおすすめします。(皮膚科さんにも得意不得意があられると思いますので、HPで多汗症に関する記述がある等を参考にされたらと良いと思います)
病院での治療法についても少しご紹介しています→多汗症と方言
●まとめ
今回は演奏家さんの手の多汗症「手掌多汗症(しゅしょうたかんしょう)」に焦点を当ててご紹介しました。多汗症は日常生活のクオリティを下げてしまう症状ですが、医療機関へかかる割合は1割以下と大変低く、過小評価されてしまう事が多いのが現状です。ぜひこの機会に多汗症に興味を持っていただけたら大変嬉しく思います。